目指せ!繁盛店 〜小料理みきの教訓〜

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zoom RSS 寿司屋のプライド

<<   作成日時 : 2005/04/23 08:55   >>

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 今、寿司屋は大変な時代だと思う。回転寿司の登場によって、誰でも気軽に寿司が食べられるようになったのはある意味、既存の寿司屋にとってもいいことだった思う。恥ずかしい話だが、私は巻き寿司は食べたことがあっても、握り寿司は高校を卒業するまで食べたことがなかった。腹いっぱい寿司を食べたのは回転寿司が登場してからだ。だから当然、小学生の頃に放映されていたアニメ「ど根性ガエル」でヒロシが梅さんの握るトロを「うめぇ!」と言いながら食べる気持ちがわからなかった。
 今は回転寿司のお陰で小さい子供も寿司が食べられるようになった。回転寿司は小さい子供向けにサビ抜きはもちろん、エビフライ巻きやツナサラダ巻きなど次々と新種の寿司を考案。回転寿司のこの戦略は、既存の寿司屋にとってはプラスだった。「ちゃんとしたお寿司を食べるなら、やっぱりお寿司屋さん」と住み分けできるようになったからである。
 ただ最近は宅配専門の寿司屋が登場。これが既存の寿司屋を苦しめている。寿司屋の売上の3分の1以上は配達注文だ。その客を奪われるのだからたまったものじゃない。でもこれも時代の流れ。気軽に安く食べるなら回転寿司、安く自宅で食べるなら宅配寿司、本格的な寿司が食べたいなら寿司屋という住み分けが確立しつつある。
 それだけに寿司屋で食べる時、誰もが評論家並みに厳しくなってしまう。ちゃんと仕事が施された寿司が食べたいのだ。それなのに久米川の寿司屋「J」ときたら……。
 ネットをチェックしていると、ランチが500円と紹介されていて、HPを見ると写真で見る限り美味しそうだった。ネットでの評判も上々。となれば行かなきゃ、と思って行ったのが、出てきたランチ寿司を見てガッカリ。500円で利益を上げるには仕方ないのかもしれないが、マグロもイカも薄く切られている。マグロなんか薄く切りすぎて穴が開いていた。卵も油を多く敷きすぎたのか、いかにも油を吸ったような変な色をしていた。だが、私が何より許せなかったのは、市販のスモークサーモンを使った握りを出していたことだった。自家製ならまだいい。でも市販のモノを寿司屋が使っちゃダメだろう。
 ちゃんと仕事を施したネタを出すのが寿司屋だ。ましてや「江戸前」の看板を掲げているなら、なおさらだ。既存の寿司屋が回転寿司や宅配寿司と共存するのに必要なモノは、確かな腕とプライドだと私は思う。そのプライドを「J」は捨ててしまっている。残念だけど、私はもう二度とこの寿司屋には行かないだろう。

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コメント(4件)

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ここで「J」が登場ですかw
めた
2005/04/23 15:14
「J」は店の人はみんな一生懸命なんだけど、寿司屋にまず求められるのは腕だからねぇ。「J」を美味しいという人はいるのだろうか?
マサ
2005/04/24 00:56
ランチはお手ごろな値段でもいいとおもうんです。
でも、やっぱり最低限のプライドもってもらいたいですよね。

私がこの頃よくいっている香港のお寿司屋さん(日本人のがんこおやじ板さんが経営)は、ランチはにぎりランチで1000円ぐらい。これは香港で、日本人のやってるところだとかなり安いです。
でも、ネタもしっかりしてるし、ほんとにおいしいです。

まずランチいって、おいしければ、今度は夜いってみたいなぁって思いますよね。
回転寿司とは、やっぱり違うってところしみじみ感じますもん。
ぽてめい
2005/04/24 23:19
ランチの目的はやはり、夜に食べに来てもらうことですよね。
ある意味、宣伝と割り切って思い切りいいモノを安くしているところもあります。特に寿司屋の場合、普通の人には敷居が高いから「ランチで味見」という人は多いハズ。
例えば秋津の寿司屋「Y」ぐらいのランチなら、「夜も行ってみたい」と思うでしょうね。
マサ
2005/04/25 04:24

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